25th
Tue
通貨代用証券
通貨代用証券というのは、
小切手(自分で振り出したものは除く)
送金小切手(遠方の取引相手に代金を送るための小切手)
郵便為替小切手(遠方の取引相手に代金を送るための郵便為替小切手)
期限到来済みの公債利札・社債の利札(国債、地方債などの公債や、会社が発行する社債の利息の支払を受ける札)
配当金領収書(配当金がある株を持っている場合に、株式を発行している会社から送られてくる配当金の引き換え券)
以上のようなもので、銀行などに持参すればいつでも通貨(現金)に変えてくれるものの事を言います。 これらは、仕訳では「現金」勘定を用いて処理します。
たとえば、公債の利息50,000円を受け取った、とします。
その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
現金 | 50000 | 受取利息 | 50000 |
と、なります。
また、たとえば株の配当金領収書3,000円が送られてきた、とします。
その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
現金 | 3000 | 受取配当金 | 3000 |
と、なります。
これらの直接的な処理はあまり簿記の問題でも出てきませんが、「現金」勘定で処理をする、ということだけは覚えておく必要があります。
posted by
mari
on Tue 25 Mar 2008
at 23:31