お店で商品を販売するにあたっては、品物を仕入れて、お店に並べて、お客さんが購入してくれて、それが売上となります。 この「仕入」と「売上」について書いていきます。
仕入と売上も、仕訳をしていきます。
たとえば、現金200,000円で商品を仕入れた、とします。 その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
仕入 | 200000 | 現金 | 200000 |
と、なります。
仕入によって品物が増加し、仕入によって現金が減少します。 仕入は「費用」になります。 ですので、増加するときは借方に、減少するときは貸方に記入をします。
また、たとえば、商品を販売して現金400,000円を売り上げた、とします。 その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
現金 | 400000 | 売上 | 400000 |
と、なります。
売上は「収益」になります。 ですので、増加するときは貸方に、減少するときは借方に記入します。
仕入は「売上原価」とも言います。お店が利益を加味した値段(売上時の値段)と、仕入時の値段の差から、「売上総利益」を求めることができます。
一ヶ月間の売上原価が350,000円で、売上が400,000円だった場合、
400,000-350,000=50,000
売上総利益は、50,000円となります。
posted by
mari
on Wed 12 Mar 2008
at 13:21