真のソフトウェア工学はもう存在している
従来のソフトウェア工学が決定的に間違っている点は、
ソフトウェアを作るソフトウェアに関する工学ではない事だと思う。
100倍の生産性を達成するためには、ひとつ階段を上にのぼる必要がある。
従来のソフトウェアエンジニア人事工学が決定的に間違っている点
「やらなきゃいけない」仕事が20%で、残りの80%が「やりたいしごと」。たとえ単純作業でも、残り80%にそれが属しているのであれば嬉々としてやってしまう。彼らからこれを取り上げてしまうと、残り20%も小さくなってしまう。好きなようにやらせておくのが吉である。
つまらないコードを生成するコードを書く事は、
つまらないコードを書く事自体と比べて何倍も面白い。
手でコードを書くプログラマと、コードにコードを書かせるメタプログラマでは、
規模が大きな仕事になるほど差が開いていくと思う。
真のソフトウェア工学はまだ未来のものだ。一年とかけずに三千人以下でエンパイアステートビルを造り上げるようなものは、現在のソフトウェア工学に存在しない。(中略) 何十万もの奴隷を何十年も使い石に石を重ねてゆく様は、まさに今日ほとんどのソフトウェア開発で行われている事だ。
真のソフトウェア工学は、もう存在している。それは、
タワークレーンを使った高層ビル建築
に似ている。
メタプログラマーの仕事は、タワークレーンを組み立てるために小さなクレーンを動かす事だ。
それを実現するための道具はもう揃っていると思う。
それを使いこなしてる人もそれなりにいる。
では何が足りないのだろうか。

それはなんと言っても、実績が足りない。というか無い。
例えば5人のメタプログラマーの会社が、500億円の案件を50億円で受注したというような事例は皆無だと思う。
経営者は、万が一プロジェクトが失敗に終わった時に、実績が無い事に手を出した事を責められる事になる。
しかしながら、これについては成功事例が生まれれば改善する可能性があると思う。
営利企業の経営者が、これほどの節約機会を見過ごすとは思えない。
という事で、システム経費を劇的に圧縮する方法をお探しの方は、
までご相談ください :-)
追記
- 「真のソフトウェア工学」という名称使ったのは、引用元の「「ソフトウェア工学」は矛盾語法か?」の中で使われている名称をそのまま受けての事です。そういう学問が存在してるよ、という事を言いたかった訳ではないです。