中規模ネットワーク構築メモのケーブル切断・配線編です。
ここでは、ケーブルを切って、床下に配線する様子を掲載します。 大したことはしていないのですが、配線工事がどのようなものなのかを感じていただければ良いなぁと思います。
必要なもの
装置など
- 19インチラック
- UTPケーブル (6本のケーブルが束になったもの)
工具
- メジャー
- 油性マジック
- 大きなカッター
- 大きなハサミ
ではでは、さっそく作業の備忘録を書いていきます。
ラックの設置
まずは、ラックを設置します。設置のポイントは、
- 床が重さに耐えられるかどうか
- 普段作業しているところと別電源である です。
床が重さに耐えられるかどうかは言わずもがなですね。
普段作業しているところと別電源にするのは、ブレーカーが落ちるのを防ぐためです。
ラックは摂津金属のものがお勧めだそうです。
今回買ったラックは、こんな感じ。
ものすごく重いです。
ケーブルの切断
ケーブルを切断します。
ポイントは、
- 切断する前に、配線の計画をする(主に長さ)
- 広いところで作業をする です。
配線の計画を行い、どれくらいの長さがいいのかを検討する必要があります。長さは、床に配線する長さ+3~4メートルくらいが必要となります。
ラック内では、自分の目の高さくらいにパッチパネル(ケーブルの片端の接続先)を設置するので、この余裕が結構重要だったりします。
長さを決めたら、実際に切っていきます。 長さを測りながら切っていくので、広いところでやりましょう。
今回は廊下を使ってみました。
この状態からメジャーで長さを計ってケーブルを切っていき、ケーブルの両端に油性マジックで番号と長さを書いておきます。
床下の配線用のケーブルには、普通のLANケーブルが6本束ねられているものを使うので、大きなカッターやハサミが重宝しました。
それでも切るのに苦労しましたけど・・・。
配線
切ったら、実際に床をはがし、配線してみます。
床をはがす様子。 結構広いので、この作業が本当に面倒。
ケーブルを配線する様子。 写真みたいに綺麗に並べてあげるとスッキリします。
この段階では、実際にケーブルが足りるかのシミュレーションなので、あとで回収します。
配線してから、ケーブルの端を作成すると、ケーブルのテストが大変なので・・・。
最後に
以上で、ケーブル切断・配線編終了です。 かなりの肉体労働で大変でした。 もう、腰が痛くて、痛くて・・・。
次回は、中規模ネットワーク構築メモ(ケーブル作成編)です。
乞うご期待!