商品取引の際に、商品を受け取るときに支払いをせずに、月末などにまとめて支払う場合には「売掛金」勘定を使用しました。
商品を受け渡す際に支払を受けずに、月末などにまとめて受け取る場合には「買掛金」勘定を用いました。
売掛金、買掛金は商品取引の際にのみ使うもので、その他の取引の際には使いません。
その他の取引というのは、「車両運搬具、備品などの購入、売却」「有価証券の購入、売却」などのことです。
まずは、未払金についてです。
たとえば、ロッカーを200,000円で購入したが、代金は月末払いとしたとします。
その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
備品 | 200000 | 未払金 | 200000 |
と、なります。
その後、月末に小切手で支払いをしたとします。
その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
未払金 | 200000 | 当座預金 | 200000 |
と、なります。
未払金は負債です。
次に、未収金についてです。 たとえば、社用車を1,000,000円で売却したが、代金の受取は月末にしたとします。
その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
未収金 | 200000 | 車両運搬具 | 200000 |
と、なります。
その後、月末に代金を小切手で受け取ったとします。
その場合の仕訳は、
借方 | 貸方 | ||
現金 | 200000 | 未収金 | 200000 |
と、なります。
未収金は資産です。
posted by
mari
on Mon 1 Sep 2008
at 17:08