• 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30

今回は為替手形の仕訳の例題を見ていきたいと思います。

東京商店、大阪商店、名古屋商店の3つの商店があります。

東京商店は大阪商店に商品400,000円を売り上げ、代金は月末に受け取ることにした場合の、東京商店、大阪商店の仕訳は、

東京商店

借方貸方
売掛金400000売上400000

大阪商店

借方貸方
仕入400000買掛金400000

と、なります。

続けて、東京商店が名古屋商店から商品100,00円を仕入れ、代金は売掛金のある大阪商店宛ての為替手形を振り出し、大阪商店の引き受けを経て、名古屋商店に手形を渡した場合の、東京商店、大阪商店、名古屋商店のそれぞれの仕訳を見ていきます。

東京商店

借方貸方
仕入100000売掛金100000

名古屋商店から商品を仕入れたので、資産である商品(仕入)が増加します。 大阪商店への売掛金を名古屋商店への支払に回したので、資産である売掛金が減少します。

大阪商店

借方貸方
買掛金100000支払手形100000

東京商店への買掛金を名古屋商店に支払ったので、負債である買掛金が減少します。 東京商店が振り出した手形を引き受けたので、大阪商店が手形を振り出したことになります。手形はまだ決済されていないので、負債の増加となります。

名古屋商店

借方貸方
受取手形100000売上100000

東京商店から手形を受け取ったので、資産である受取手形が増加します。 東京商店に商品を売上たので、収益である売上が増加します。

さらに、手形の満期日になったので、名古屋商店は大阪商店に手形の代金を現金で支払ってもらいます。 その場合の大阪商店、名古屋商店の仕訳は、

大阪商店

借方貸方
支払手形100000現金100000

負債である支払手形が減少し、資産である現金も減少します。

名古屋商店

借方貸方
現金100000受取手形100000

資産である受取手形が減少した代わりに、資産である現金が増加します。

最後に、大阪商店は東京商店に300,000円(400,000円-100,000円)の買掛金があるので、その支払いを小切手でします。 その場合の、東京商店、大阪商店の仕訳は、

東京商店

借方貸方
現金300000売掛金300000

資産である売掛金が減少する代わりに、資産である現金が増加します。

大阪商店

借方貸方
買掛金300000当座預金300000

負債である買掛金が減少する代わりに、資産である当座預金が減少します。

posted by Png mari on Sat 19 Apr 2008 at 10:23

Comments:

or Preview
Social Bookmarks
  • Delicious
  • B_entry533
  • Clip_16_12_w
Services from s21g
twpro(ツイプロ)
Twitterプロフィールを快適検索
地価2009
土地の値段を調べてみよう
MyRestaurant
自分だけのレストラン手帳
Formula
ブログに数式を埋め込める数式コミュニティ