Control Variateは モンテカルロ求積法などでVariance reduction の為に利用されるテクニックです。
この時、期待値がであり、
相関係数(correlatio
であるような統計量
があるとすると、以下の式で表される
は、に対して不偏(unbiased)です。Cは任意の定数です。
ここで、
,
をそれぞれ、
,
の標準偏差(standard deviation)
とした時、定数Cを以下
のように選ぶと、
の分散は最小化され、以下のようになります。
元の統計量の分散に対して、
の分だけ相対的に小さくなります。
すなわち、と高い相関関係
(正の相関でも負の相関でも良い)にある
が既知であるときに、
を使って
の期待値の推定量を求めることで、
の期待値の推定量を効率よく推定することができます。
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posted by
genki
on Sat 19 Jul 2008
at 02:08