移転について(税務署、都税事務所、社会保険事務所への書類)
税務署、都税事務所への書類は同じです。市町村であれば、そちらに提出する書類も一緒についています。
提出する書類は「異動届出書」です。
税務署、都税事務所に行けば書類をもらえます。4枚つづりの書類で、一枚に書けば全部の書類に転写されます。最後の一枚は「控え用」です。
移転前、移転後の両方の税務署、都税事務所に提出します。
●移転前
異動届出書には会社の登記簿もつけますが、税務署の方は移転前の登記簿を添付すれば良かったのですが、都税事務所の方は移転後の登記簿を添付してほしいと言われました。
登記簿は法務局で発行してもらえます。一枚1000円です。
税務署では受け付けられていたためか、都税事務所の方では、異動届出書を受け付けてもらいましたが、移転後に登記簿を郵送することになりました。
「控え用」の用紙に税務署、都税事務所でそれぞれに判を押してもらえば終了です。
必要な登記簿が移転前のものか移転後のものなのかは地域によって違いがあると思いますので、登記簿取得の前に確認することをお勧めします。
税務署では、登記簿と登記簿のコピーを一緒に持参すればコピーを提出すれば良い(登記簿取得費用が安くなる)と言われたのですが、実際には一緒に提出しても原本の方を持っていかれてしまいました。受付の人によって対応が変わる部分のようですので、事前に確認する場合には、確認した人の名前を控えておいた方が良いかと思います。
●移転後
こちらも、提出するものは移転前と同じです。4枚つづりの異動届出書に記入をし、移転後の登記簿を添付します。
所在地などを移転後のものにすれば、他に変更点がなければ移転前に記入したものと同じ内容で良いです。
■社会保険事務所
こちらは、移転前の社会保険事務所に書類を提出するだけで良いです。
社会保険事務所でもらえる「適用事務所所在地変更届」に、移転後の登記簿を添付します。
こちらでも登記簿はコピーでも良いと言われましたが、郵送にしたので実際にどうなるのかはわかりません(郵送の場合は原本のみの受付になります)。確認をしてからの方が良いと思いますが、移転後の登記簿を添付しなければいけないので、郵送になることの方が多そうです。
保険証は書類を提出した後に、移転後の最寄の社会保険事務所で新しいものが発行されます。
発行されるまでは、移転前の保険証でも使用することができます。
以上で、移転前、移転後に提出する書類の説明は終了となります。
地域によっては他に提出する書類もあるかもしれませんので、ご確認ください。