「SQL Server Express」をバックアップするのは、面倒。 管理画面「SQL Server Management
概要
「SQL Server Express」をコマンドラインから操作できるようにして、バッチ処理のタスクにする。
準備
「SQL Server Express」をコマンドライン操作するツールはsqlcmdでこれはmicrosoftからダウンロードできる。先に、同じURLからダウンロードできる「sql native client」のインストールが必要なことに注意。
「sql native client」と「sqlcmd」のインストール
「Microsoft SQL Server 2005 用 Feature Pack- 2007 年 2 月」のURLから「Microsoft SQL Server Native Client」と「Microsoft SQL Server 2005 コマンド ライン クエリ ユーティリティ」をインストールする。
私の環境の場合「SQLServer2
Microsoft SQL Server 2005 コマンド ライン クエリ ユーティリティ
SQLCMD ユーティリティを使用すると、SQL Server 7.0、SQL Server 2000、および SQL Server 2005 インスタンスへの接続や、Transact-S
QL バッチの送信を行えます。またこれらのインスタンスから、行セット情報を出力することもできます。SQLCMD は ISQL と OSQL に代わるものですが、ISQL または OSQL と同時にインストールして使用することもできます。 注 : Microsoft SQL Server 2005 コマンド ライン クエリ ユーティリティには、Microsoft SQL Server Native Client が必要です。両方ともこのページからダウンロードできます。
#sqlcmdのコマンドオプションの詳細は以下を参照。Microsoft SQL Server Native Client
Microsoft SQL Server Native Client (SQL Native Client) は、SQL OLE DB プロバイダと SQL ODBC ドライバの両方を備えた単一のダイナミック リンク ライブラリ (DLL) です。この DLL は、ネイティブコード API (ODBC、OLE DB、ADO) を使用して Microsoft SQL Server 7.0、SQL Server 2000、または SQL Server 2005 へ接続するアプリケーション用のランタイム サポートも備えています。SQL Native Client は、新しいアプリケーションの作成や既存のアプリケーションの拡張を行うとき、これらのアプリケーションで SQL Server 2005 の新しい機能が必要となる場合に使用します。SQL Native Client の再配布可能なインストーラによって、SQL Server 2005 の機能を利用するときに必要となるクライアント コンポーネントがインストールされます。また、SQL Native Client API を使用するアプリケーションの開発で必要となるヘッダー ファイルをオプションでインストールすることもできます。
http://msd
タスクの準備
まずFullBackup
BACKUP DATABASE testDB TO DISK = N'D:\db\backup\ testDB' WITH INIT
次にコマンドプロンプトで以下を実行する。(iオプションはSQL ステートメントまたはストアド プロシージャのバッチを含むファイルを指定するオプション。)
sqlcmd -i D:\db\FullBackup
.sql
処理結果が返ってきた。
ファイル 1 で、データベース 'testDB'、ファイル 'testDB_dat
' の 776 ページが処理されました。 ファイル 1 で、データベース 'testDB'、ファイル 'testDB_log ' の 1 ページが処理されました。 BACKUP DATABASE は 777 ページを 6.079 秒で正常に処理しました (1.045 MB/秒)。
後はこれをタスクスケジューラに登録して毎日実行すれば良い。 とりあえず、世代交代とかはまた別途。