Google Developer Day 2011 Japan に行ってきました。日本では今年で5回目らしいですが、私は初参加です。
ここではとりあえず午前中2時間の基調講演について。
今回のGDDテーマは主に4つ。
- Android
- Chrome/HTM
L5 - GAE
- Google+
基調講演だけでなく、セッションも上記4種+TechTalkという構成になっていました。
今回一番ホットなトピックはやはりつい先日 IceCreamSa
デモでは新しい連絡先アプリにあたるものと、Android Beam, Face Unlockの紹介がありました。新しい連絡先アプリのUIは、WindowsPho
Androidはどんどん機能が追加されてますます面白いことが出来そうな気がしてきますが、開発側として気になるのはデバイスの乱立への対応なので、そのあたりのいい解決方法が見つかるとみんな幸せになれるんじゃないかと思います。
あと力を入れている印象が強かったのはChrome/HTM
また、アプリの構築に使う技術だけでなく、ChromeのDeveloperT
個人的に今回色々情報収集したいと思っていたのはクラウド関連で、デモでは最近追加された Google Cloud SQL が紹介されました。HadoopのHiveだとHiveQLがMapReduceのジョブに変換されるので、それを意識したクエリにしないと結局遅かったりしますが、Google Cloud SQLはどうなのか気になるところです。パフォーマンスが良いのであれば普通にSQLで書けた方がやっぱり便利なので、その辺調べてみたいですね。
GAEはAndroidなどと比べると派手さはないと思いますが、Android, Chromeなど様々なサービスの基盤となる部分で、自分としても今注目している分野なので、Googleのクラウドのことをもっと調べてみたいと思います。
それとGoogle+。自分としては純粋に「おもしろそう」と思えるサービスで、デモでやっていたHangoutのアプリなんかはすごいなぁと思うのですが、カギはやっぱりユーザ数でしょうね。増えてきてはいるようですがまだまだ少ないですし、やはりFacebookという巨人がいるので、すでにそちらでネットワークが構築されてしまっている場合にはなかなかGoogle+に変更しようという気にはなれないと思うので、普及するとしてももう少し時間がかかるかなぁという印象です。
そして最後にはエンジニアの価値向上のために「Three More Things」ということで3つの言葉が挙げられました。
1 なにごともエンジニアありき 2 百聞は一デモに如かず 3 日本で「イケる!」と思ったら、世界のみんなも同感するかも
うーむ、大事ですね。うちの会社は比較的エンジニアを大切にしてくれている方だと思っているのですが、もっと、いい意味でエンジニアが幅をきかせることができるようにしていきたいなぁと思います。そしてあんまり考えすぎるより実際に手を動かして示してみるというのも改めて大事だなぁと思いました。