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thor のメリット

thor は rake に比べて、

  • タスク定義が Ruby メソッド
  • コマンドライン引数が簡単に扱える

というメリットがあり、お気に入りです。 前者はもしかすると 「いやいや task の方が DSL 風で...」 と人によるかもしれませんが、 後者が強力なのは異論がないでしょう。 例えば、Rails の db:create を例にすると、 環境を指定するのに rake では仕方なく RAILS_ENV を使っていますが、 もし thor であれば

   1  class Db < Thor
   2    desc "create ENV", "Create database for specified env"
   3    def create(env = 'development')
   4      ...

のように、引数の処理もデフォルト値の指定も、 ruby コードそのままで非常に直感的です。

complete usage

でも、しばらく使っていると、 上記の desc 部分(usage, descprtion)のうち、 前者の usage がメソッド定義と被っていて少しイライラしてきます。 そこで、get_args を利用して usage を補完するように改良してみました。

http://github.com/maiha/thor/tree/complete-usage

これにより、以下のように記述できます。

   1  class Db < Thor
   2    desc "Create database for specified env"
   3    def create(env = 'development')
   4      ...

   1  % thor list
   2  thor db:create ENV = "development"  # Create database for specified env

もちろん、従来の記法も利用可能です。 ユーザを増やして本家に取り込んでもらうと思うので、 よかったら使ってみてください。 バグ報告も大歓迎です。

インストール

で、こういう野良 github アプリはどうするんですかね? とりあえず適当に clone して、complete-usage ブランチの lib で、 gems/thor-0.13.4/lib とかを直接差し替えるのが一番早い、 かも?です。 あと、もちろん get_args のインストールも必要になります。

   1  % gem install get_args

posted by Png maiha on Sun 28 Mar 2010 at 16:13

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