Merbのプラグインの多くは、Merb以外の場所でも使えるように設計されています。 また、いくつかのRailsプラグインも、Merbや他のプラットフォームで利用できたり、単体でも利用可能になっていたりします。
これらのプラグインは、Agnosticなプラグインと呼ばれています。 従来のプラグイン機構が、特定のフレームワークの機能を拡張する役割にとどまっていたのに対して、Agnosticなプラグインは、複数のプラットフォームを股に掛けて活躍します。
このような動きは、従来のフレームワークとプラグインの関係を改めるものとして注目に値するものだと思います。 フレームワーク間で共通に必要となるようなプラグインの重要性が高まり、 今まで分散していたプラグイン開発リソースが、統合されることによって効率化がはかられたと見る事も出来ます。
これからは、フレームワークの知識だけでなく、 主要なAgnosticプラグインの利用法に習熟する事が 生産性の向上のために必要になってくるかもしれません。
posted by
genki
on Wed 11 Mar 2009
at 08:06