s21g blog / ストレージ活用ガイド
R2・S3互換ストレージをMacのFinderで使う準備
· s21gのMacアプリ「MagicBag」の実用ガイド
自分のクラウドストレージにあるファイルをFinderから扱いたい場合は、MagicBagでR2またはS3互換の保存先を設定できます。まず専用の保存領域と小さなファイルで動作を確認します。
先に確認すること
- macOS 13以降・Apple M1以降のMacが対象です。
- ストレージは自分で契約します。アプリの料金と、接続先の保存・操作料金は別です。
- 大切なファイルの唯一の保管先にせず、元データと別のバックアップを残してください。削除の扱いも本格運用前に確認します。
1. R2では専用バケットとAPIキーを準備する
CloudflareのR2管理画面で専用バケットを作り、R2 APIトークンのObject Read & Writeをそのバケットだけに許可します。Access Key IDとSecret Access Keyを安全に保管します。キーはこの記事やWebサイトに入力せず、Macのアプリ設定で使います。
通常のR2 Endpointは https://<ACCOUNT_ID>.r2.cloudflarestorage.com です。管轄地域を指定したバケットは専用Endpointが必要なため、管理画面に表示される値を優先してください。
2. 接続先の値を混同しない
- Endpoint: ストレージのAPI接続先URL。
- Bucket: 作成したバケット名。URLや末尾のスラッシュを含めません。
- Prefix: 既存データと区別する専用の領域。例:
magicbag/。 - Signing region: R2では通常
auto。他のS3互換サービスでは提供元の指定に従います。
既存のS3互換ストレージを使う場合は、そのサービスのEndpoint、署名リージョンと権限要件を確認してください。S3互換でも提供元によって設定が異なります。
3. 小さなファイルで最初の往復を確認する
- MagicBagでバックエンドを選び、保存先とキーを設定します。
- FinderのMagicBag領域に、機密性のない小さな確認用ファイルを置きます。
- アプリの状態と接続先の管理画面で保存を確認します。
- 再度開いて内容を確認してから、実際のファイルを少量ずつ扱います。
接続できないとき
Endpoint、Bucket、署名リージョンとキーの権限を順に見直します。403なら権限やキーの取り違え、見つからない場合はバケット名やPrefixも確認します。権限を無制限に広げる前に、設定値を確認してください。