6th
Tue
Date#inspectをわかりやすくする
Rubyでは、Dateのインスタンスをinspectすると、以下のような馴染みのない数値が出力されます。
1 Date.today.inspect 2 => "#<Date: 4909185/2,0,2299161>"
これはDateクラスが日付の内部表現としてRationalを利用しているためですが、inspectしたときにこの表現が出てきても、日付がわからないので困りますね。 そこで、以下のようにDate#inspectを定義してあげると、 人間に優しい表現になります。
1 class Date 2 def inspect 3 strftime '#<Date: %x>' 4 end 5 end 6 7 >> Date.today 8 => #<Date: 05/06/08>
これならDateが何日なのかわかりやすいですね。
strftime
の%x
はロケールによって出力が変わるので、
お使いのPCの環境によっては、上記のような出力にならない事もあります。
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posted by
genki
on Tue 6 May 2008
at 11:44