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商品取引の際に、商品を受け取るときに支払いをせずに、月末などにまとめて支払う場合には「売掛金」勘定を使用しました。

商品を受け渡す際に支払を受けずに、月末などにまとめて受け取る場合には「買掛金」勘定を用いました。

売掛金、買掛金は商品取引の際にのみ使うもので、その他の取引の際には使いません。

その他の取引というのは、「車両運搬具、備品などの購入、売却」「有価証券の購入、売却」などのことです。



まずは、未払金についてです。

たとえば、ロッカーを200,000円で購入したが、代金は月末払いとしたとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|備品,200000,未払金,200000

と、なります。

その後、月末に小切手で支払いをしたとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|未払金,200000,当座預金,200000

と、なります。

未払金は負債です。

次に、未収金についてです。
たとえば、社用車を1,000,000円で売却したが、代金の受取は月末にしたとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|未収金,200000,車両運搬具,200000

と、なります。

その後、月末に代金を小切手で受け取ったとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,200000,未収金,200000

と、なります。

未収金は資産です。

posted by mari mari on Tue 2 Sep 2008 at 10:18 with 0 comments

前回は前払金について書きました。
今回は前受金についてご紹介します。

前受金」は一部代金を事前に受け取るものです。頭金などに相当します。

たとえば、700,000円の商品を売り上げるときに、事前に300,000円を現金で受け取っていたとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,300000,前受金,300000

と、なります。

その後、商品を渡す際に残りのお金を現金で受け取ったとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|前受金,300000,売上,700000
|現金,400000,,

と、なります。

前受金を受け取っていたにも関わらず、商品を売ることが出来なくなった場合には、返金をします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|前受金,300000,現金,300000

と、なります。

前受金は負債です。

posted by mari mari on Mon 1 Sep 2008 at 11:22 with 0 comments

債権」は代金を回収する権利、「債務」は代金を支払う義務のことです。
その一部に前払金と前受金があります。
今回は前払金について説明します。

前払金」は一部代金を事前に支払うものです。手付金、内金とも言います(仕訳では必ず「前払金」勘定を用います)

たとえば、500,000円の商品を仕入れるために、100,000円を手付金として約束手形で支払ったとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|前払金,100000,支払手形,100000

と、なります。

現金で支払えば貸方の勘定科目が「現金」、小切手で支払えば「当座預金」となります。

その後、実際に商品を仕入れる際に残りの金額を現金で支払ったとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|仕入,500000,前払金,100000
|,,現金,400000

と、なります。

前払金を支払った後、仕入をする前に相手の会社から取引の中止を求められた場合は、前払金は返してもらえます。
前払金を小切手で返してもらったとすると

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,100000,前払金,100000

と、なります。

前払金は資産です。

posted by mari mari on Sat 30 Aug 2008 at 13:12 with 0 comments

約束手形と為替手形には支払期日が明記されています。

支払期日までに手形を振り出した側がお金を銀行に入れて、受け取る側はその日以降に銀行で現金化します(すぐに預金することも、もちろんあります)。

この支払期日よりも前に、受け取る側がお金が必要になった場合に、手形の割引をします。
支払期日は満期日とも言い、その日までの利息を含めた金額が満額となります。

したがって、その日よりも前に手形を現金化するということは、利息が満額もらえないことと等しくなります。

ですので、満期日より前に手形を現金化すると、割引料を引かれた金額しか受け取れないことになります。

たとえば、700,000円の約束手形を満期日より前に銀行に買ってもらい、割引料7,000円を引かれた693,000円を受け取り、ただちに当座預金に預け入れた、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|当座預金,693000,受取手形,700000
|手形売却損,7000,,

と、なります。

割引料は手形売却損勘定で処理します。
手形売却損は費用になります。

受け取った手形を商品の仕入れの支払いとして譲渡することがあります。
これを手形の裏書といいます。
手形の裏には譲渡する時に署名する欄があるので「裏書」と呼ばれます。

たとえば、東京商店は大阪商店への売上の際に受け取った500,000円の手形を、名古屋商店の買掛金の支払いの際に譲渡した、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|買掛金,500000,受取手形,500000

と、なります。

割引と裏書は、手形を渡す相手が銀行は商店かの違いのみになります。

為替手形の場合の裏書は、問題文が煩雑になります。

たとえば、東京商店は、大阪商店振り出し、東京商店指図、名古屋商店引き受けの為替手形を横浜商店に裏書譲渡した、というような文章になります。
「大阪商店振り出し、東京商店指図、名古屋商店引き受け」の部分は仕訳において関係がないので、実際には東京商店が横浜商店に為替手形を裏書譲渡した、というだけのことになります。

posted by mari mari on Sun 27 Apr 2008 at 23:45 with 0 comments

今回は為替手形の仕訳の例題を見ていきたいと思います。

東京商店、大阪商店、名古屋商店の3つの商店があります。

東京商店は大阪商店に商品400,000円を売り上げ、代金は月末に受け取ることにした場合の、東京商店、大阪商店の仕訳は、

東京商店

|借方,== ,貸方,==
|売掛金,400000,売上,400000

大阪商店
|借方,== ,貸方,==
|仕入,400000,買掛金,400000

と、なります。

続けて、東京商店が名古屋商店から商品100,00円を仕入れ、代金は売掛金のある大阪商店宛ての為替手形を振り出し、大阪商店の引き受けを経て、名古屋商店に手形を渡した場合の、東京商店、大阪商店、名古屋商店のそれぞれの仕訳を見ていきます。

東京商店
|借方,== ,貸方,==
|仕入,100000,売掛金,100000

名古屋商店から商品を仕入れたので、資産である商品(仕入)が増加します。
大阪商店への売掛金を名古屋商店への支払に回したので、資産である売掛金が減少します。

大阪商店
|借方,== ,貸方,==
|買掛金,100000,支払手形,100000

東京商店への買掛金を名古屋商店に支払ったので、負債である買掛金が減少します。
東京商店が振り出した手形を引き受けたので、大阪商店が手形を振り出したことになります。手形はまだ決済されていないので、負債の増加となります。

名古屋商店
|借方,== ,貸方,==
|受取手形,100000,売上,100000

東京商店から手形を受け取ったので、資産である受取手形が増加します。
東京商店に商品を売上たので、収益である売上が増加します。

さらに、手形の満期日になったので、名古屋商店は大阪商店に手形の代金を現金で支払ってもらいます。
その場合の大阪商店、名古屋商店の仕訳は、

大阪商店
|借方,== ,貸方,==
|支払手形,100000,現金,100000

負債である支払手形が減少し、資産である現金も減少します。

名古屋商店
|借方,== ,貸方,==
|現金,100000,受取手形,100000

資産である受取手形が減少した代わりに、資産である現金が増加します。

最後に、大阪商店は東京商店に300,000円(400,000円-100,000円)の買掛金があるので、その支払いを小切手でします。
その場合の、東京商店、大阪商店の仕訳は、

東京商店
|借方,== ,貸方,==
|現金,300000,売掛金,300000

資産である売掛金が減少する代わりに、資産である現金が増加します。

大阪商店
|借方,== ,貸方,==
|買掛金,300000,当座預金,300000

負債である買掛金が減少する代わりに、資産である当座預金が減少します。

posted by mari mari on Thu 24 Apr 2008 at 02:40 with 0 comments

前回の為替手形の続きになります。

東京商店、大阪商店、名古屋商店の例を、今回も使用します。
東京商店は大阪商店に対して買掛金があり、名古屋商店に対しては売掛金があります。
大阪商店から見ると、東京商店に売掛金があることになります。
名古屋商店から見ると、東京商店に買掛金があることになります。

前回の例のように、全てが300,000円だったとすると、それぞれの取引時の仕訳は、

東京商店(大阪商店との取引)
|借方,== ,貸方,==
|仕入,300000,買掛金,300000

東京商店(名古屋商店との取引)
|借方,== ,貸方,==
|売掛金,300000,売上,300000

大阪商店
|借方,== ,貸方,==
|売掛金,300000,売上,300000

名古屋商店
|借方,== ,貸方,==
|仕入,300000,買掛金,300000

このようになります。

東京商店が大阪商店に買掛金を支払い、名古屋商店から売掛金を受け取るよりも、名古屋商店が大阪商店に支払いをしてくれる方が簡単に済む、という時に使用されるのが為替手形だというのが前回の話でした。
為替手形は東京商店から大阪商店へと振り出されます。
この時の、それぞれの商店には特殊な呼び方があります。

東京商店は、為替手形を振り出すので「振出人」

大阪商店は、為替手形を受け取るので「受取人」または「指図人」

名古屋商店は、為替手形の宛名に書かれるので「名宛人」または「引受人」といいます。

これらの呼び方は、実際の為替に書く欄の名称と一致します。

東京商店が振り出す為替手形には、宛名と引受欄には「名古屋商店」の名称が書かれ、指図人欄には「< B>大阪商店」の名称が書かれ、振出人欄には「東京商店」の名称が書かれます。

posted by mari mari on Thu 10 Apr 2008 at 22:29 with 0 comments

個人的に、この辺りからが3級の一番の山場だと思ってます。

二者間で取り交わされる約束手形と違い、為替手形は三者間で取り交わされるものです。

東京商店と大阪商店、名古屋商店があったとして、
東京商店は大阪商店に300,000円の買掛金を支払う必要があり、名古屋商店から3000,000円の売掛金を受け取ることになっていた場合に、名古屋商店から売掛金300,000円を受け取り、大阪商店に300,000円の買掛金を支払うよりも、名古屋商店が大阪商店に300,000円を支払ってくれた方が簡単に済みます。
このような場合に用いられるのが為替手形です。

では、仕訳をみていきましょう。
東京商店、大阪商店、名古屋商店の各社で仕訳内容は異なります。

まずは、東京商店です。
売掛金のある名古屋商店が買掛金のある大阪商店に支払いをしてくれたわけですから、

|借方,== ,貸方,==
|買掛金,300000,売掛金,300000

と、なります。

売掛金と買掛金が相殺されて、両方とも減ることになります。
実際には支払いも受け取りもしていないので、仕訳に手形は出てきません。

次に、大阪商店です。
東京商店から受け取るはずだった売掛金(東京商店から見れば買掛金)を、名古屋商店が支払ってくれたわけですから、

|借方,== ,貸方,==
|受取手形,300000,売掛金,300000

と、なります。

為替手形を受け取ったので勘定科目は「受取手形」になります。

最後に、名古屋商店です。
東京商店に支払うはずだった買掛金(東京商店から見れば売掛金)を、大阪商店に支払ったわけですから、

|借方,== ,貸方,==
|買掛金,300000,支払手形,300000

と、なります。
為替手形を振り出したことにより、買掛金は減少します。
為替手形を支払ったので勘定科目は「支払手形」になります。

posted by mari mari on Tue 8 Apr 2008 at 23:27 with 0 comments

買掛金、売掛金は取引のあった月の末に支払い、受け取りをしますが、支払いや受け取りまでにもっと長期間かかる場合もあります。
その場合に使用されるのが「約束手形」です。
約束手形には、「受取手形」と「支払手形」があります。
手形そのものには違いがありませんが、金銭を受け取ることを目的とした手形が「受取手形」で、金銭を支払うことを目的とした手形は「支払手形」です。
受取手形は「資産」、支払手形は「負債」になります。

たとえば、商品500,000円を売り上げ、代金は約束手形で受け取った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|受取手形,500000,売上,500000

と、なります。

また、たとえば商品200,000円を仕入れ、代金は約束手形で支払った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|仕入,200000,支払手形,200000

と、なります。

上記のような取引以外にも、売掛金、買掛金での取引後、受取日または支払日になってから、手形に切り替える方法があります。

たとえば、商品500,000円の売掛金の回収で、約束手形を受け取った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|受取手形,50000,売掛金,500000

と、なります。

また、たとえば買掛金200,000円の支払いとして、約束手形を振り出した、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|買掛金,20000,支払手形,200000

と、なります。

posted by mari mari on Thu 3 Apr 2008 at 21:50 with 0 comments

一年以上使用することを目的とした資産を、「固定資産」と言います。
具体的には、車両、備品、建物、土地などです。
これらを仕訳する場合には、その物を勘定科目とます。
具体的には、「車両(車両運搬具)」勘定、「備品勘定」、「建物」勘定、「土地」勘定です。
車両運搬具のように、少し違うこともあります。
簿記の問題の中には、勘定科目が指定されていることが頻繁にあります。選択肢の中に含まれている勘定科目が「車両運搬具」だった場合、「車両」で回答すると間違いになりますので、勘定科目は常に確認する必要があります。

備品には、様々なものが含まれます。パソコンやロッカーなどといった高額なものは「固定資産」として処理しますが、用紙や筆記用具のような安価なものは「資産」ではありますが、「固定資産」にはなりません。
法人税法上は10万円以上のものを「固定資産」としています。

固定資産の仕訳の場合は、売買目的有価証券と同じく取得にかかった手数料も購入金額に含めます。

それでは、仕訳をしていきましょう。

たとえば、営業用の車600,000円を小切手で購入し、購入手数料の30,000円は現金で支払った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|車両,630000,当座預金,600000
|,,現金,30000

と、なります。

また、たとえば、事務用のパソコン200,000円を購入し、100,000円は現金で支払い、残りは月末に支払うこととした、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|備品,200000,現金,100000
|,,未払金,10000

と、なります。

「月末に支払う」場合には「未払金」勘定を使用します。
売上や仕入の場合には、「月末に支払う」場合は「掛け」勘定(売掛金、買掛金)を使用しますが、それはあくまでも取引先との場合のみで、備品等を購入する場合には「未払金」となります。
「未払金」は負債です。

posted by mari mari on Wed 2 Apr 2008 at 18:59 with 0 comments

今日はこれまでの簡単なまとめです。
借方、貸方、仕入、売上、売掛金、買掛金までをまとめました。

簿記の基本は借方と貸方

仕訳をするにあたって、借方と貸方は最も基本的なポイントです。
仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|勘定科目,金額,勘定科目,金額

以上のように書いていきます。
必ずしも一行ではなく、二行、三行になることもあります。

資産の増加、負債の減少、収益の減少、費用の増加は借方に書きます。
資産の減少、負債の増加、収益の増加、費用の減少は貸方に書きます。

資産…現金、当座預金、売掛金、売買目的有価証券、商品、会社が購入した建物、土地、有価証券、備品など

負債…買掛金、支払手形、借入金、資本金(資本金は純資産とも言います)など

収益…売上、受取手数料、受取利息、受取配当金など

費用…仕入、給与、支払家賃、消耗品費、交通費、通信費(切手代などです)、広告宣伝費、支払利息など

仕入と買掛金、売上と売掛金

仕入には買掛金が、売上には売掛金がつきものです。
「掛金」は仕入や売上時に、商品と交換で支払いをするのではなく、月末にまとめて支払うことを言いました。
仕入や売上はまとめ払いが多いということになります。
また、仕入や売上は一社からではなく、いつくかの会社からすることが多いです。
ですので、「買掛金」勘定、「売掛金」勘定ではなく、人名勘定を使用する場合もあります。
「人名」勘定とは言っても、人の名前ではなく、会社名を使用します。
簿記では、ほとんどの場合に地名のついた会社で表記されます。

たとえば、千葉商店に商品20.000円を売り上げ、代金の受け取りは月末とした、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|千葉商店,20000,売上,20000

と、なります。

たとえば、鳥取商店から商品40,000円を仕入、20,000円を現金で支払い、残りは掛けとした、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|仕入,40000,現金,20000
|,,鳥取商店,20000

と、なります。
千葉商店から現金や現金を受け取った場合には、人名勘定は用いません。
人名勘定が使用されているということは、掛け取引をした、ということを意味します。

posted by mari mari on Thu 27 Mar 2008 at 23:59 with 0 comments

売買目的有価証券というのは、

売買を目的として購入した株式や国債、公債、社債などのことを言います。
これらは「売買目的有価証券」勘定で処理することになります。
「売買目的有価証券」は「資産」です。

仕訳の際には株式などの取得価格も「売買目的有価証券」勘定の中に含みます。

たとえば、売買を目的として1株20,000円の株式を10株小切手を振り出して購入し、取得費用10,000円を現金で支払った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|売買目的有価証券,210000,当座預金,200000
|,,現金,10000

と、なります。

また、株式は価値が変動していくものなので、購入したときと売却するときでは価格に差があることがあります。

たとえば、売買を目的として購入した1株20,000円の株式(取得費用10,000円)を10株、1株18,000円で売却し、代金は現金で受け取った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,180000,売買目的有価証券,210000
|有価証券売却損,30000,,

と、なります。

取得費用を含めた買値よりも売値の方が安ければ「有価証券売却損」勘定を、取得費用を含めた買値よりも売値の方が高ければ「有価証券売却益」勘定を使用します。
有価証券売却損は「費用」、有価証券売却益は「収益」になります。

さらに、決算時には評価替えを行います。
帳簿価格(購入価格+取得費用)を、時価に振り替えます。

たとえば、売買を目的として購入した1株21,000円で購入した株式の、決算日の時価が1株21,500円になっていた、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|売買目的有価証券,5000,有価証券評価益,5000

と、なります。

決算時の評価替えは、評価の変更分だけを仕訳することになります。

計算式で表すと、

21,500(一株あたりの時価)×10(株数)-21,000(一株あたりの値段)×10(株数)=5,000

と、なります。
評価が下がった場合には「有価証券評価損」勘定を使用します。
有価証券評価益は「収益」、有価証券評価損は「費用」になります。

posted by mari mari on Wed 26 Mar 2008 at 23:59 with 0 comments

通貨代用証券というのは、

小切手(自分で振り出したものは除く)

送金小切手(遠方の取引相手に代金を送るための小切手)

郵便為替小切手(遠方の取引相手に代金を送るための郵便為替小切手)

期限到来済みの公債利札・社債の利札(国債、地方債などの公債や、会社が発行する社債の利息の支払を受ける札)

配当金領収書(配当金がある株を持っている場合に、株式を発行している会社から送られてくる配当金の引き換え券)

以上のようなもので、銀行などに持参すればいつでも通貨(現金)に変えてくれるものの事を言います。
これらは、仕訳では「現金」勘定を用いて処理します。

たとえば、公債の利息50,000円を受け取った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,50000,受取利息,50000

と、なります。

また、たとえば株の配当金領収書3,000円が送られてきた、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,3000,受取配当金,3000

と、なります。

これらの直接的な処理はあまり簿記の問題でも出てきませんが、「現金」勘定で処理をする、ということだけは覚えておく必要があります。

posted by mari mari on Tue 25 Mar 2008 at 23:31 with 0 comments
23rd Sun

小口現金

小口現金とは、すぐに使用できるように会社に置いておく小額の現金のことを言います。

インプレスト・システム(定額資金前渡制)

インプレスト・システムとは、小口現金に定額を決め(たとえば、50,000円)、前週に使用した分(たとえば、34,000円)を補填して週のはじめは常に一定の金額にしておくことを言います(週の終わりに補填することもあります)。

小口現金は仕訳には出てきません。

たとえば、週の終わりまでに交通費20,000円、通信費14,000円を使用し、翌週のはじめに当座預金から34,000円を小口現金として補填したとします。
その場合に、小口現金を含めた仕訳にしてしまうと、

|借方,== ,貸方,==
|交通費,20000,小口現金,34000
|通信費,14000,,
|小口現金,34000,当座預金,34000

と、なります。
小口現金から、交通費と通信費を使用し、当座預金から小口現金に補填しているという仕訳です。
小口現金が借方にも貸方にもあり、その金額が同額であるので、両者とも削除することができます。
ですので、正しくは、

|借方,== ,貸方,==
|交通費,20000,当座預金,34000
|通信費,14000,,

と、なります。

小口現金に関しては、仕訳に出てこない代わりに、小口現金出納帳に、お金の出入りを書いていくことになります。

posted by mari mari on Sun 23 Mar 2008 at 21:30 with 0 comments
21st Fri

当座借越

当座借越とは、当座預金の預金残高を超えた小切手を振り出すことができることを言います。
預金残高を超えた金額に関しては、銀行からの借入金という認識となります。

この処理については、二通りの方法があります。

「当座」勘定で処理をする場合(一勘定制)

この処理の場合は、預金残高を超える金額の仕訳については、「当座預金」勘定は使用しないことになります。

当座預金の残高は300,000円の場合に、買掛金の支払いで400,000円の小切手を振り出したとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|買掛金,400000,当座,400000

と、なります。

次に、売掛金200,000円を現金で回収し、直ちに当座預金に預け入れたとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|当座,200000,売掛金,200000

と、なります。
いくらが借入金で、当座預金にいくら残っているのかを気にせずに、全て「当座」勘定を用いることとなります。
「当座」勘定は当座預金がマイナスの場合でもプラスになっても用いるので、「資産」と「負債」の両方の性質を持つこととなります。
仕訳のたびに、「当座」勘定が資産か負債かを考える必要があります。

「当座借越」で処理をする場合(二勘定制)

この処理の場合は、預金残高を超える金額の仕訳については、「当座借越」勘定を使用することとなります。

当座預金の残高は300,000円の場合に、買掛金の支払いで400,000円の小切手を振り出したとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|買掛金,400000,当座預金,300000
|,,当座借越,100000

と、なります。

次に、売掛金200,000円を現金で回収し、直ちに当座預金に預け入れたとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|当座借越,100000,売掛金,200000
|当座預金,100000,,

と、なります。
借入金=当座借越ということになるので、いくら銀行から借りているのか、当座預金はいくらあるのかがわかりやすい仕訳になります。
「当座借越」勘定は「負債」になります。

posted by mari mari on Fri 21 Mar 2008 at 22:27 with 0 comments

しばらくは勘定科目についてご紹介してきましたが、今日は少し違うことを書いていきます。
「現金過不足」というのは、帳簿上の現金の金額と、実際に存在する現金の金額とが合致しない場合の処理になります。
金額が異なっている場合、常に「実際の金額」に合わせます。

実際の現金が多い場合

帳簿上の金額が少ないわけですから、帳簿上の現金を増やす処理になります。
仮に、
実際の現金=105,000円
帳簿の金額=100,000円
だったとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,5000,現金過不足,5000

と、なります。

現金を増やさなければいけないので、借方は「現金」になります。
現金が増えた原因は、きちんと調査をすれば判明することも多いかと思いますが、帳簿と実際の金額が違ったと判明した時点で、とりあえず相手方を「現金過不足」として処理します。

その後の調査の結果、現金が増えたのは利息を受け取っていたからだと判明したら

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金過不足,5000,受取利息,5000

と、なります。

実際の現金が少ない場合

帳簿上の金額が多いわけですから、帳簿上の現金を減らす処理になります。
仮に、
実際の現金=94,000円
帳簿の金額=100,000円

だったとします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金過不足,6000,現金,6000

と、なります。

現金を減らさなくてはいけないので、貸方が「現金」になります。

その後の調査の結果、現金が減ったのは備品を購入したからだと判明したら

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|備品,6000,現金過不足,6000

と、なります。

調査をしても、現金が増えた、または減った理由がわからないことがあります。
その時には、「雑損」勘定、または「雑益」勘定を用いることになります。

実際の現金が多く、原因が判明しなかった場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金過不足,5000,雑益,5000

実際の現金が少なく、原因が判明しなかった場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|雑損,6000,現金過不足,6000

と、なります。

雑損は「費用」、雑益は「収益」です。

posted by mari mari on Thu 20 Mar 2008 at 10:20 with 0 comments

商品を仕入れたり売り上げたりするときには、必ずしも商品の受取と支払などを同時にできるわけではありません。
商品の仕入に関して、月末に料金を支払う場合には「買掛金」勘定を使用します。
また、売上に関して月末に料金を受け取る場合は「売掛金」勘定を使用します。
買掛金は負債、売掛金は資産です。

たとえば、商品400,000円を仕入れ、支払いは月末とした、とします。
その場合の仕訳は、
|借方,== ,貸方,==
|仕入,400000,買掛金,400000

と、なります。

また、たとえば、商品500,000円を売上、300,000円を現金で受け取り、残りは掛とした、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,300000,売上,500000
|売掛金,200000,,

と、なります。

買掛金、売掛金の回収時にも仕訳をします。

たとえば、買掛金400,000円を小切手で支払った、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|買掛金,400000,当座預金,400000

と、なります。
一番上の例題の買掛金は相殺されたことになります。

また、たとえば、売掛金200,000円を小切手で回収した、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,200000,売掛金,200000

と、なります。

売掛金、買掛金は頻繁に出てくる勘定科目ですので、早めに慣れることが必要になります。

posted by mari mari on Mon 17 Mar 2008 at 23:08 with 0 comments
16th Sun

当座預金

当座預金というのは、小切手を振り出すことができる預金で、利息がつきません。
簿記では小切手でのやりとりが多いので、勘定科目としての「当座預金」は良く出てきます。
当座預金は資産です。
小さな会社では小切手を使うほどの取引がない場合も多いので、実際には使われない場合もあります。

当座預金が勘定科目に出てくる仕訳を見てみましょう。

たとえば、備品300,000円を買い入れ、小切手を振り出して支払った、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|備品,300000,当座預金,300000

と、なります。

「小切手を振り出した」場合の貸方の勘定科目は当座預金になります。

また、たとえば、現金で受け取った手数料50,000円をただちに当座預金に預け入れた、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|当座預金,50000,受取手数料,50000

と、なります。

一旦は現金で受け取りましたが、最終的には当座預金に預け入れているので、「現金」の勘定科目は使用しません。

さらに、たとえば、商品100,000円を販売し、小切手を受け取った、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,100000,売上,100000

と、なります。

小切手を振り出した場合は「当座預金」を使用しますが、受け取った場合には「現金」を使用します。
小切手を振り出すと当座預金が減るので、「当座預金」を使用する、というのはわかりやすいかと思います。
小切手は現金と同じ扱いをされる(通貨として使用可能)ので、小切手を受け取った場合には「現金」が増えることになります。

上記の仕訳の続きで、受け取った小切手を当座預金に預け入れた場合は、

|借方,== ,貸方,==
|当座預金,100000,現金,100000

と、なります。

posted by mari mari on Sun 16 Mar 2008 at 22:24 with 0 comments

お店で商品を販売するにあたっては、品物を仕入れて、お店に並べて、お客さんが購入してくれて、それが売上となります。
この「仕入」と「売上」について書いていきます。

仕入と売上も、仕訳をしていきます。

たとえば、現金200,000円で商品を仕入れた、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|仕入,200000,現金,200000

と、なります。

仕入によって品物が増加し、仕入によって現金が減少します。
仕入は「費用」になります。
ですので、増加するときは借方に、減少するときは貸方に記入をします。

また、たとえば、商品を販売して現金400,000円を売り上げた、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,400000,売上,400000

と、なります。

売上は「収益」になります。
ですので、増加するときは貸方に、減少するときは借方に記入します。

仕入は「売上原価」とも言います。お店が利益を加味した値段(売上時の値段)と、仕入時の値段の差から、「売上総利益」を求めることができます。

一ヶ月間の売上原価が350,000円で、売上が400,000円だった場合、

400,000-350,000=50,000

売上総利益は、50,000円となります。

posted by mari mari on Wed 12 Mar 2008 at 13:20 with 0 comments

現在は簿記2級を勉強中ですが、復習も兼ねて3級のはじめから自分なりにまとめていこうと思います。
あくまでも「自分なりに」ですので、間違いなどもあるかもしれません。参考程度に読み流していただければと思います。

まず、簿記とは。
簿記というのは、お金の出入りをまとめること、と言えると思います。
利益がいくら出たのか、いくらの資産が残っているのか、そういうことをまとめる知識を学ぶのが簿記です。

簿記では専門の用語なども数多く登場しますが、一番はじめに覚えるべきなのは、「借方」「貸方」の二つかと思います。
二行の表を作って左側を借方、右側を貸方とします。
この表に、現金の出し入れ、商品の仕入れ、売上などを「仕訳」します。

たとえば、交通費5,000円を現金で支払った、とします。
その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|交通費,5000,現金,5000

と、なります。
仕訳に書かれた「交通費」「現金」などを勘定科目といいます。

借方の交通費は「費用の増加」、貸方の現金は「資産の減少」を意味します。
(借方、貸方が表の左側に寄っていますが、実際は中央にあります)

費用の増加は借方に、費用の減少は貸方に書きます。
資産の増加は借方に、資産の減少は貸方に書きます。

資産というのは、
・現金、商品、会社が購入した建物、土地、有価証券、備品などです
費用というのは、
・給与、支払家賃、消耗品費、交通費、通信費(切手代などです)、広告宣伝費、支払利息などです

ここまでの情報だと、増加は借方に、減少は借方に書くように思いますが、実際には異なります。

収益の減少は借方に、収益の増加は貸方に書きます。
負債の減少は借方に、負債の増加は貸方に書きます。

収益というのは、
・受取手数料、受取利息、受取配当金などです
負債というのは、
・支払手形、借入金、資本金(資本金は純資産とも言います)などです

たとえば、手数料500円を現金で受け取った、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,500,受取手数料,500

と、なります。

たとえば、現金100,000円を借り入れた、とします。

その場合の仕訳は、

|借方,== ,貸方,==
|現金,100000,借入金,100000

と、なります。

現金、受取手数料、借入金のすべてが増加しています。
受取手数料の増加というのがピンと来ないかもしれませんが、お金としての「受取手数料」ではなく勘定科目としての「受取手数料」が増加していくと捉えてもらえればわかりやすいかもしれません。

簿記の基本中の基本である仕訳は、このように行います。

posted by mari mari on Tue 11 Mar 2008 at 09:54 with 0 comments

簿記も経理も初心者ですが、合同会社の経理をしてみて、実際に簿記の勉強内容が役に立つのかどうかについて書きたいと思います(簿記の資格そのものは役立つと思います)。
結論から言うと、それほど役には立たないように思います。
仕訳や帳簿の書き方、勘定科目、損益計算書等の書き方などは経理でも使いますが、そう難しいものでもないですし、改めて簿記の勉強をしなければわからないものではないと思います。
簿記は株式会社を基準にしているので、合同会社とは相容れない部分も多いです。
もちろん、勉強そのものは役立つと思いますが、それが必ずしも経理に直結することはない部分もあります。
ただ、会社が大きくなって、株式会社化すれば役に立つことも多くなると思います。
合同会社の時点ではあまり必要なくとも、株式会社に転身する予定があるのであれば、早めに簿記の勉強もしておいた方が良いと思います。
会社設立後に経理初心者のための資料をもらえたりもしますし、簿記を学ばないと経理はできないということはないかと思います。

posted by mari mari on Mon 10 Mar 2008 at 22:07 with 0 comments