マーク・ピーターセン氏の「日本人の英語」、「続・日本人の英語」を読んでいる最中なのですが、この本はとても良いですね。
日本語は複数形が無いので、片足なのか両足なのかを決定せずに、「足が痛い」といっても何の問題も無いですが、英語では必ず片足が痛いのか両足が痛いのか決定しないとならないようです。
一瞬、Lazy Evaluation
が、実際のところ、 僕の場合、「足が痛い」といわれたらなんとなく片方の足が痛いのだろうと推測するし、「目が痛い」といわれたら両目とも痛いような気がする。 何が痛いのかによって、両方なのか片方なのか暗黙の了解があるゆえに、日本語では複数形や単数形の明示を要しなかったのかもしれないですね。 文化的な等質性のなせる業なのかな。
そういう意味では、英語の方が異文化コミュニケーションに適した言語なのかもしれないですね。
posted by
genki
on Thu 1 May 2008
at 09:10